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[第2回]白い川じゃない!?「白川・小白川」と不思議な「手ノ子」の謎

  • 1 日前
  • 読了時間: 2分


飯豊町観光協会WEBコラムの第2回目です!


今回も、地名研究家の村田三郎様からいただいた研究資料を片手に、飯豊町を走る「川」と「道」にちなんだ、意外な地名の謎に迫ります。



飯豊町を旅すると、至る所で美しい川の流れに出会います。その代表が「置賜白川(しらかわ)」、そしてそこから分かれる「小白川(こじらかわ)」です。


「白川」という文字を見ると「白い砂が流れる川なのかな?」とか「水が白く濁っているのかな?」なんて想像してしまいませんか?


しかし、村田様の資料を開くと、そこには「へぇ!」と膝を打つ意外な事実が書かれていました。



<白川は、白い川ではなく「斜面の川」!?>

実は、語源を紐解いてみると、白川の「白(しら)」は、もともと「傾斜地・坂」を意味する「ひら」という言葉が転じたものとされています。そこに「かわ(川)」がくっつき、「急傾斜地を流れる川(ひらかわ ➡ しらかわ)」へと変化していったのだそうです!


つまり、白川や小白川は、「白い水」を指しているのではなく、山の急斜面を勢いよく駆け降りてくるダイナミックな川の姿そのものを表した地名だったのですね。川のきらめく水しぶきが目に浮かぶような、躍動感あふれる名前です。



<「手ノ子(てのこ)」は、手の子ども?>

もうひとつ、国道113号線などを走っていると出会う、とてもユニークな地名が「手ノ子」です。


一見すると「手の子ども?」と不思議に思ってしまいますが、こちらも体の一部とは関係がありません。


語源をたどると、手ノ子は「出の郷(でのごう)」という言葉が変化し、漢字が当てはめられたものとされています。「出の郷」とは、新しく開墾されてできた「出村(でむら)」「新村(しんむら)」「分村(ぶんむら)」のこと。


山あいの厳しい自然を切り拓き、新しく豊かな暮らしの場を広げていった先人たちの「フロンティアスピリット」が刻まれた、誇り高き開墾の地名だったのです。



地名の裏側を知ると、いつもの見慣れた川や道路の景色が、少し違って見えてきませんか?


次回は、めでたい木の名前と、ちょっとミステリアスな難解地名をご紹介します!

(※地名の語源や由来には諸説あります)

 
 
 

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